クラウドソーシングサービス「ランサーズ」の定点観測リポート28回目です。
ランサーズの変化、機能追加、気づいたことなど。
WEB制作関連の情報が中心となります。
目次
パッケージの複製機能をリリース
パッケージに複製機能が登場しました。
*パッケージの複製機能リリース!:クラウドソーシング「ランサーズ」
類似のパッケージを出品する際に、内容を全て作成せず、既存のパッケージと共通化できる箇所は複製で済ますことが出来ます。
複製の手順
マイページ左の出品管理から、
設定 > 複製する
すると「パッケージ出品の流れ」が表示されます。
これの中身は、既存パッケージをコピーした内容です。
で、変更する箇所は変更します。
最低限、タイトルやサムネイルは変更した方が良いでしょう。
最後は「出品」すれば良いです。
この時、ランサーズ公式曰く、
「あきらかに内容が同じで大量に複製された場合は出品を取り消す場合があります」
とのこと。
ま、当たり前ですな。
使い方の例
この機能は、ニッチ狙いのパッケージ量産機能だなと思います。
使い方例としては、WEB制作の分野ならば、
こんな感じで分野ごとに類似のパッケージを分けてみたり、
あるいは、
みたいに、対象ユーザーごとに分けるなどです。
いちいち作成するよりも、複製して要所のみは変える、という使い方が可能になりますね。
複製機能の感想
私自身の感想としては、金額と納期が同一なパッケージは、出来るだけ統合した方が良いと思います。
バラケない方が良いです。
それはパッケージの検索の特性上、獲得金額を同一のものに集中させた方が有利だからです。
逆に、金額と納期が別なものでは、この機能を使って複製するのも良いと思いました。
パッケージで営業メッセージが可能に
パッケージにて営業自動メッセージが送付できるようになりました。
*パッケージの閲覧者に営業自動メッセージを送れるようになりました:クラウドソーシング「ランサーズ」
もともとランサーズでは、プロフィールを見た閲覧者に「営業メッセージ」が送れる機能がありました。
これがパッケージでも可能となりました。
設定は?
設定はマイページの右側から行います。
自動メッセージの送信条件は?
送信条件として、ランサーズ公式には以下のように書かれています。
営業自動メッセージが送信されるのは、クライアントが「パッケージ」を閲覧し、滞在時間とアクションが、ある条件に達した場合に限ります。
この「ある条件」ってのは何なのか?
肝心なことが書いてませんw
ま、悪用を防止するためでしょうね。
逆に、クライアント側が以下の場合は、営業メッセージが送信されません。
- これまでメッセージのやり取りをしたことがある場合
- 24時間以上ログインしていなかった場合
- 送信相手がランサーの場合
- クライアントが一日に受信した自動メッセージが3件に達している場合
- クライアントと同じワークスペースにいる場合
- ブロックした・相手にブロックされた場合
- クライアントと過去に接点がある場合(提案・オファー・パッケージ・時間報酬・月額報酬のいずれか)
- 所属しているチームがクライアントに提案している場合
こっちは念入りに書かれてました。
営業自動メッセージの感想
この機能、各ランサーによって賛否両論のようです。
ブログやX(Twitter)などを見ると、
「お客さんにアピールして、どんどん営業しましょう!」
という人もいれば、
「こんなのスパムメールと変わらない。お客さんに失礼」
という人もいました。
私自身は「どっちでもいいや」って感じでしょうか。
所詮はクローズドなサービスの中だけの話しなので、これをスパムと言ってはキリが無いような気もします。
本当にクライアントに大きな迷惑になれば、ランサーズ運営がいずれ中止するでしょう。
彼らだって商売ですから。
まあ、ランサー個々の判断で良いと思います。
必要な人のみやれば良いでしょう。
パッケージも始まって1年程度ですが、
ランサーズにとってこれは成功だったのでしょう。
「社運かけてるなあ~」と思っていたが、
良い結果が出てるのなら何よりさ。
ところで、君は「営業自動メッセージ」はやってるの?
実はやったことが無いです。
・・ですが、そのうち追い詰められたらやるかもしれません(^_^;)
*早瀬ひろむ_ミニキャラ専門イラストレーターさんのイラストページ
最近のランサーズは、パッケージ関連のニュースが多いな。