ブラウザの「Edge」の画像生成がさらに高性能になりました。
ChatGPTの「GPT-4o」と同レベルです。
今回はこれの解説。
目次
EdgeのCopilotを見直した
Edgeは、今回のバージョンアップにより「GPT-4oによる高精度な画像生成」が追加されました(2025/6/1)。
Microsoftの告知では、
OpenAI 社の GPT-4o との統合により、さらに高精度な画像の生成ができるようになりました!
写真をアニメ風のイラストにしたり、リアルな画像を生成したりできます
https://x.com/MSOfficeJP/status/1928390945512321174
とのこと。
正直、Copilotって小馬鹿にしていたのですが(MSさんスイマセン)、意外に使える機能で驚きました。
試してみる
早速、試してみましょう。
Edgeの右上のCopilotボタンをクリックします。

右側に入力欄が表示されるのでプロンプト(指示文)を入れます。
試しに、
画像を作って下さい。
「家電店のWindows PC売り場で、Macをどや顔で使ってる空気読めない女子」
と入れました。
作成には一定の時間がかかります。

私の環境だと2~3分程度かかりました。
で、作成完了。

・・なかなか笑えました。
あの場で林檎マークはシュールですw
それと画像がアニメ顔です。
実は最初に試験的に、例の某ジブリ風画像を作ってみたので、その影響かもしれません。
ちなみに、画像は「1024×1536px」のPNGファイルで生成されました。
記事には縮小して載せてます。
白黒アニメ風で作ってみる
さらに作ってみましょう。
白黒でアニメ風の画像を作って下さい。
「猛暑でへばってスイカを食べている海王星人」

海王星人というより、地球在住のナメック星人という感じですなw
浮世絵風の画像で作ってみる
浮世絵風の画像を作って下さい。
「令和の米騒動で米売り場に乱入する暴れん坊将軍吉宗」

Copilot、なかなか芸達者なやつです。
ただ、もう少し浮世絵感がほしかったです。
・・それに、あのスイカは前の海王星人からの引き継ぎでしょうか?
最後:実写風の画像を作ってみる
実写風の画像を作って下さい。
「北極で遊ぶ桃太郎と犬と猿と雉」

実写風の画像だとそれなりに厳しいのでは?と思ってましたが、
難なくクリアしました。
ただ、雉がペンギンみたいで笑えましたが。
さすがGPT-4oは高性能です。
面白いですな(^^)v
何枚画像を作れるのか?
私の環境下だと5枚程度でストップがかかりました(2025/06/01)。
ただ、これが一日5枚制限なのか、週5枚制限なのか、何とも言えません
あと、全世界でEdgeから生成が可能になるわけで、MSのサーバーへの負荷は恐ろしいものになると思います。
ChatGPTでも同じことはできるが・・
ちなみに、ChatGPTの無料版でも同じことはできます。
ただ、向こうはログインが必要ですが、こっちはブラウザから直で生成できるので、これは大きいですね。
AI関連は速報的に短い記事で
それと余談になりますが・・。
AIの進化はあっという間で、たまに記事に書かないと置いて行かれそうになります。
「え、いつの間に!?」みたいな感じになります。
これからはAI関連は、速報的に短い記事で上げていこう思います。

しかし、ブラウザに何でもかんでも載せてると、
またMSは、独禁法訴訟に追い込まれるかもしれんぞ?

対するGoogleのChromeは、どう反応するんでしょうね?

あっちも独禁法違反で訴えられてるしな。
まあ、Chromeはともかくとしてさ、
Firefoxはどうするんだよ?

・・・いいのです。
Firefoxは誇りある孤立を守ります(>_<)
あっという間の進化で驚きました。
まさか、ブラウザの搭載機能でここまでやれるとは・・。