クラウドソーシングサービス「ランサーズ」の定点観測リポート9回目です。
ランサーズの変化、気づいたこと、感じたことなど。
WEB制作関連の情報が中心となります。
~ 目次 ~
- ランサーのランク制度導入
- ランサーズストアにて複数の購入が可能に
- Freelance Basicsに健康診断サービス追加
- 最近のWEB制作案件の傾向
ランサーのランク制度導入
ランサー向けのランク制度が導入されました。
ざっと書くと、ランク順位は以下のようになります。
無印ランサー
↓
レギュラー
本人確認や機密保持確認などが完了しているランサー
↓
ブロンズ
プロジェクトの受注実績のあるランサー
↓
シルバー
評価が高く活躍中のランサー
↓
認定ランサー
実績、報酬額、高評価などの一定条件を満たしたランサー
具体的な評価基準に関しては、上記の公式ページを確認されてください。
このランク、クライアントからすると、仕事を発注する際に分かりやすくてよいと思います。
ランサー側にとっては、評価が高くて受注実績の多い人は、これでますます有利になったと思いますね。
初心者にとっては不利で、一歩一歩階梯を上がっていかねば、という感じでしょうか。
こういう客観的な指標が導入されたことは良いことだと思います。
ランサーズストアにて複数の購入が可能に
ランサーズストアで複数購入が行えるようになりました。
*ランサーズストアで1サービスにつき複数購入が可能となりました
これ、今までは複数購入できませんでした。
ほんと不便でしたね。
Freelance Basicsに健康診断サービス追加
前回お伝えした「Freelance Basics」に、健康診断サービスが追加されました。
*Freelance Basics ヘルスケア・健康診断サービスリリース追加のお知らせ
*ランサーズ、フリーランス向けにヘルスケアや健康診断をサポート
ただでさえ、不規則な生活が多いフリーランス。
定期健康診断なんていう会社員にとって当たり前のものもありません。
そこでFreelance Basicsにて、これを提供しようという試みです。
最近のWEB制作案件の傾向
最後に、最近のWEB制作案件にて、気になる傾向を記しておきます。
主にプロジェクト案件での傾向です。
◇相変わらずWordpress案件多し
◇相変わらずLP案件多し
◇コーディング案件多し
◇Wix案件が多くなってきた
まず、相変わらずWordpressとLP(ランディングページ)の制作案件が多いです。
この2つだけで、ほぼ6~7割は占めるのではないかと思います。
次に、コーディングのみの案件も多いですね。
デザインのみは自社内で作成して、コーディングのみランサーに発注するパターンです。
これ、発注かけてくるのはWEB制作会社が多いですね。
全体にコーディングできる人材が不足しているのでしょうか?
ずっと以前からWEB制作してきた人達が、レスポンシブやWordpressに対応できずに、外部に投げてるような感じがします。
最後に、Wix案件が目立つようになってきました。
この手のWEBサイト作成ツールとしては、他にもJimdoやペライチなどがありますが、Wixが頭一つ抜けてきた感じです。
WEB制作者としては、カスタマイズのしやすさからJimdoが盛んになる方が嬉しいのですが。