クラウドソーシング「ランサーズ」でのパッケージのノウハウ第二弾です。
一回目は去年末に書きまして、
おかげさまで、いろいろな人に読んでいただいたようです。
今回「その2」も、半分ぐらいは他では載ってないような内容かなと思います。
また前回同様、既に公式に載っている内容と被る箇所もあるかもしれません。
その場合はご容赦ください。
本記事は、前半は「パッケージ初心者」に寄った内容になります。
目次
パッケージの料金設定・・ある法則を使う
パッケージは、
- ベーシック
- スタンダート
- プレミアム
この3パターンで料金設定が可能になっています。
そして一覧ページには必ず「ベーシック」プランの料金が表示されます。
この3種のプランをうまく活用して、パッケージの料金は戦略的に決めた方が良いでしょう。
以下、説明します。
松竹梅の法則
日本には昔から「松竹梅の法則」という値段設定の方法論があります。
定食屋などが料理に値段を付ける際に、
こういう3パターンで内容と料金を設定します。
梅定食は、一番安価なので客を引きつけやすいです。
ですが、これは言葉は悪くて申し訳ないけど客寄せの「撒き餌」みたいなものです。
安いので、こればっかり売れすぎても逆に困ります。
竹定食は中間の料金・内容で、店としてはこれが一番売れることを想定しています。
松定食は高額・高級品で「売れれば儲けもの」程度の扱いです。
パッケージの料金体系も、この法則に沿って決めていけばいいでしょう。
「松竹梅の法則」を使った結果は?
実際、私もこの「松竹梅の法則」で料金や内容を決めてます。
竹にあたるスタンダートプランは、中間の料金で「平均的な内容と納期」に設定しています。
結果、不思議なことに一番売れるのは「スタンダート」プランです。
これの売り上げが実に8~9割を占めてます。
イメージとしては、ベーシックプランの低料金に引かれてきたクライアントが、いろいろ見比べた結果、スタンダートを購入するような流れです。
正直、安いベーシックプランが売れすぎると私は困ります。赤字になりますw
プレミアムは「これが売れたら嬉しいんだけどなあ~」という願望プランです。
滅多に売れないけど、もし売れたら祝杯を上げます。
ゴルディロックス効果
西洋の方にも似たような法則があって、
「三段階の選択肢があった場合、人間は無意識に真ん中の選択肢を選んでしまう」という心理効果とのこと。
洋の東西問わず、人間の心理パターンは同じなんですね。
よくあるご質問(FAQ)は有用
パッケージには「よくある質問(FAQ)」の記載箇所があります。
これ、意外に使ってない人が多いことに驚きます。
「よくある質問」を記載しておくことによって、お客さんとの似たようなやり取りを減らし、業務の効率化につながります。
また、パッケージの説明文って硬い文章の羅列が多くなりがちなので、そこに「FAQ」が入ると断然読みやすさが違ってきます。
クライアントが疑問に思いそうなことを、先回りして答えてあげましょう。
これ、もっと活用した方が良いですね。
パッケージの受注が重なったら?
パッケージが売れてきて、スケジュールのやりくりが難しくなり、不眠不休で死にそうになったらどうするか?
まあ、これは嬉しい悲鳴ではあります。
「そんなことは売れたら考えるよ!」と怒る人もいるかもしれません(^_^;)
・・・で、どうするか?
この場合、一番シンプルでスッキリして良いのが「受付休止」にすることです。
「受付休止」の手順
パッケージ個別ページの右上、値段表の下、
「公開・通知設定」をクリックし、
「受付休止中」にチェックを入れ、保存ボタンをクリックします。
そうするとクライアントからの新規の相談・見積もり依頼が停止となります。
停止するのは新規の受付のみ
この「受付休止」の良いところは、停止するのは新規の受付のみなことです。
すでに相談・見積もりに入っていたクライアントに対しては、普通どおり応対できます。
見積もり後の仕事受注・仕事開始も普通どおりです。
受付休止すると表示順位が下がる
ただし、受付休止すると、一覧ページでの表示順位は下がります。
人によって落下速度の違いはありますが、長期的に徐々に落ちていきます。
休止以外の方法は?
中には、
「疲れて休みたいけど、表示順位は落としたくない」
「のんびりはしたいけど、高額の依頼だったらやってもいいかな」
みたいな(未練のある)人もいると思います。
そういう人はズバリ、料金を上げれば良いです。
例えば今まで料金「5万円」だったものを、一気に「8~10万円」ぐらいに上げれば良いです。
そうすると、相談や依頼してくるクライアントは激減し、結果的にスケジュールに余裕が生じます。
その余裕をノンビリ楽しめば良いです。
ただ、中には「10万円でもいいからやってくれ!」という(奇特な)クライアントもいるかもしれません。
その時は、大変ありがたいことですから、死力を尽くして働きましょうw
それはそれで良いことです。
そして、十分に休養が取れたら、また料金を元に戻しましょう(^^)v
パッケージ・ノウハウ FAQ
お任せください。すでに3回目用のネタ(ノウハウ)もストックしてます。そのうち書くと思いますよ。
思うんだけどさ、これらの記事って自分のライバルに塩送ってるようなもんだよね? ノウハウ公開して大丈夫かい?
・・・・我ながら、自分の足を食べてるタコみたいな気分になるときがあります(^_^;)
「パッケージのノウハウ」シリーズ、今回で2回目だけど3回目とかあるの? 君、そろそろネタ切れじゃないの?