引き続き、ランサーズでWEB制作を受注する方法に関して、私の拙い経験から書いてみます。
その4回目。
今回は「提案の具体的な内容」について。
サイト開設目的の定義
前回、提案の構成に関して、
◇簡単な経歴・職歴の紹介
◇過去の実績について・ポートフォリオの紹介など
◇サイト開設目的の定義
◇サイトの構成など
◇サイトの色・デザインなど
◇希望報酬額
◇納期
◇お客様にご用意いただきたいもの
◇連絡可能な時間帯
と書きました。
これの個別の説明です。
「サイト開設目的の定義」というのは、
何のためにサイトを作成するのか?
その意図を明確にしておくということです。
ただの会社やお店の紹介サイトなのか?
それとも自社商品やサービスを詳細に説明したいのか?
あるいは商品自体をサイトで販売したいのか?
・・・等々等。
クライアントはこちらが想像する以上に、明確な目的意識を持ってない人が多いです。
商品チェンジ等で更新が頻繁ならば、普通のサイトよりはWordPressが良いでしょうし、サイトで商品を売りたいのならカート機能を搭載する必要があります。
最初にサイトを作る目的を明確に定義しておかないと、この後のサイト構成など考えようがないですし、認識の違いから後々大きなトラブルになりかねません。
漠然としたクライアントには?
そうは言っても、漠然とした内容で制作依頼してくるクライアントはいます。
「よく分からないので相談して決めたいです」
こういう文言がずらずら並んでる依頼内容はよく見かけます。
こういう人に対しては、どう提案すべきか?
一番良いのは避けて提案しないことですが (^_^;)
まあ、そうは言っても諸事情から提案せざるを得ない場合もあります。
その場合は、出来ることと出来ないことを、ハッキリ書いておくことです。
たとえば、ランサーズの提案システムは、必ず報酬額を明確にする必要があります。
なので、10万円ならば10万円、20万円ならば20万円と、その料金内で出来る作業内容をキッチリ書いて、その範囲外は出来ませんと明言しておくことです。
また、納期に関しても、
「納期はお客様からのレスポンスにも左右されます」
「提案時に記載した作業内容を越える場合は、納期は厳守できない可能性があります」
これを保険の意味で付け加えておくべきです。
お客様にご用意いただきたいもの
「お客様にご用意いただきたいもの」もしっかりと書いた方が良いです
画像や文章はどちらが用意するのか?
有料素材を使う場合はどちらが負担するのか?
サーバは用意してるのか?
特に文章は役割分担をハッキリさせておかないと後でもめます。
クライアントの中には、お金さえ出せば、後は制作者が勝手に作ると思っている人もいます。
リアルな依頼と違ってネット越しの案件の場合は、対面での細かなヒアリングが不可能です。
また、相手の会社や店舗への実地訪問なども出来ません。
結果、クライアントの業務や商品などの理解が不十分なままサイトを制作することが多いので、基本的にサイト内の文章は相手側に考えてもらうほうが無難です。
こちらがやることは、それへの意見・添削・校閲にとどめた方が良いです。
それが無理っぽいならば、相手の業務へのこちらの理解を深めるために、資料を用意するように明確に書いておくべきです。
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