「VK Filter Search」絞り込み検索を実装するWordPressプラグイン

「VK Filter Search」絞り込み検索を実装するWordPressプラグイン

VK Filter Search」は、WordPressサイトに絞り込み検索を実装できるプラグインです。
開発元はテーマ「Lightning」で有名なベクトル社。

WordPressの普通の検索とは違う、高度な絞り込み検索を無料で実装可能。
また、もっと機能豊富な有料版もあります。

今回はこれの解説。

試しにデモサイトに実装

まずは、ベクトル社のテーマ「Katawara」でそれ用のデモサイトを作ってみました。
どういう感じで検索されるか、実際に試してみてください。

サイトの中で検索フォームが入ってるページは以下になります。

商品一覧ページ
https://seigetsu-demo.com/wordpress03/wp506/merchandise/

商品個別ページ
例:https://seigetsu-demo.com/wordpress03/wp506/c01-t03-030/

デモサイトは、雑貨の企画開発・卸売業のサイトです。
検索対象は投稿の商品ページで、試しに130ページほど入れてます。

これをカテゴリータグキーワードの3つの要素で、検索が可能になってます。

カテゴリーは以下の5つ
「日用雑貨」
「文具」
「化粧品」
「アイデアグッズ」
「その他商品」

タグは価格帯で分けて以下の9つ
「100円以下」
「101円~299円」
「300円~499円」
「500円~999円」
「1000円~1999円」
「2000円~2999円」
「3000円~3999円」
「4000円~4999円」
「5000円~」

キーワードは、カテゴリーごとに同一のダミー文を入れてあるので、あまり実験としては意味が無いかもしれません。

まあ、検索対象が130ページもあるので、このプラグインの機能がよく分かると思います。

プラグインの実装手順

では、プラグインを入れる手順から。

インストールと有効化

WordPress管理画面プラグイン新規追加

で、検索欄に「VK Filter Search」と入れて検索。

これをインストールして有効化します。

ブロックやウィジェットで設置

有効化すると、「VK Filter Search」のブロックが追加されます。

これをコンテンツエリアに入れると、デフォルトの状態だと以下のように表示されます。

サイドバーのウィジェットなどに入れると、以下のように表示されます。

VK Filter Searchの構成と設定

VK Filter Searchの設定解説です。

デフォルトでは3つの子ブロックで構成

VK Filter Searchブロックを使用すると、デフォルトでは以下のような位置関係で3つの検索フォームが配置されます。

カテゴリー検索」「タグ検索
キーワード検索

これをリストで表示すると以下のようになります。

「VK Filter Search」というブロックが、
VKタクソノミー検索
VKタクソノミー検索
VKキーワード検索
という3つの子ブロックで構成されているのが分かります。

通常のサイトでは、これが
◇VKタクソノミー検索⇒カテゴリー
◇VKタクソノミー検索⇒タグ
◇VKキーワード検索⇒キーワード
と割り当てられます。

右側のブロック設定欄

「VK Filter Search」の右側のブロック設定欄は、

このように表示されます。

対象投稿タイプ
検索対象をどのページにするか?
◇投稿
◇固定ページ
◇カスタム投稿(*追加されている場合)

この検索フォームを・・・
検索結果ページにも検索フォームを表示するか否か?

投稿タイプアーカイブへの表示
アーカイブページにも検索フォームを表示するか否か?
◇投稿
◇カスタム投稿(*追加されている場合)

デモサイトでは「対象投稿タイプ」を「投稿」にしています。
後はデフォルトのままです。

子ブロックの追加や削除によるカスタマイズ

子ブロックを追加することも可能です。

子ブロックに
「投稿タイプ」の選択
「カスタムタクソノミー」の選択
などを追加して、以下のような構成にすることも可能です。
(*例:投稿タイプの検索を追加)

子ブロックの追加はブロック内の「+」ボタンをクリックしてください。

また、逆に子ブロックを削除して減らすことも可能です。
(*例:タグの検索を削除)

他社テーマでの表示や動作は?

VK Filter Search を、ベクトル社のテーマ「Lightning」「Katawara」以外で使うとどうなるのか?

他社製のテーマで使えるのか?
キチンと表示されるか否か?
キチンと検索できるか否か?

以下のテーマを使って実際に試してみました。

◇Twenty Twenty-One(公式テーマ)
◇Twenty Twenty-Two(公式テーマ)
◇BusinessPress(無料テーマ)
◇Emanon Free(無料テーマ)
◇ystandard(無料テーマ)
◇Luxeritas(無料テーマ)
◇Cocoon(無料テーマ)
◇Swell(有料テーマ)
◇LIQUID CORPORATE(有料テーマ)

表示に関しては、全テーマにてキッチリ表示されました。

問題は「検索結果」で、まずテーマ「Luxeritas」だと

このようにカテゴリーとタグの「タクソノミー」検索では検索結果自体が表示されず、必ず「0件」になってしまいます。

あと、テーマ「BusinessPress」だと、

の検索結果」と文字が表示されてしまいます。

テーマ「yStandard」も同様に、

パンくずリストに『「」の検査結果』と表示されます。

「BusinessPress」と「yStandard」で使う場合は、CSSで文字を修正するか、search.phpをカスタマイズするしかありませんね。

有料版「VK Filter Search Pro」

有料版「VK Filter Search Pro」は無料版よりもさらに機能豊富です。

VK Filter Search Pro – 高度な絞り込み検索プラグイン

無料版と有料版の違いは以下です(*ベクトル社公式の比較表から)

こうしてみると大きな差は3つ。
1,有料版はチェックボタンやラジオボタンが使える
2,有料版はAND検索 / OR検索を設定できる
3,有料版はラベル(項目名)を変更可能

特に「3」は一見地味なようで意外に重要で、例えばデモサイトの検索

カテゴリー⇒「商品カテゴリー
タグ⇒「価格帯
などに変更できれば、利用者にもすごく分かりやすくなると思います。

ところで、有料版は値段が¥31,900と、かなり高額。
下手すると、そこらへんの有料テーマよりも高いです・・(ーー;)

ただ、実際に高度な検索が必要とされるサイト、例えば
◇不動産業のサイト
◇多種多様の商品を扱うサイト
◇膨大なデータを掲載するサイト
などでは、無料版では物足りなくなると思います。

例として、賃貸物件の不動産サイトの検索だと、
「賃貸料」
「敷金」
「礼金」
「間取り」
「築年数」
「木造か?鉄骨か?」
「何階の部屋か?」
「窓の向き(例:南向き)」
「ペットの可否」
「駅からの通勤時間(徒歩10分など)」
こういう多種の検索基準や検索形式が必要となるわけで、ここまで来ると無料版での対応は難しいでしょう。

そういう場合は素直に有料版の購入検討をお薦めします。

私も仕事で必要な機会があれば、有料版を買って試してみたいと思ってます。
また、その時には有料版の解説記事を書こうと思います。

ken
「VK Filter Search」こんな超絶便利なプラグインなのに、何故かネット上には解説記事が少ないです。これ、解説用のデモサイト用意するのが大変だからなんだと、記事書いてて理解できました(^_^;)
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