WordPressプラグイン:ノーコードで条件分岐を設定「VK Dynamic If Block」

WordPressプラグイン:ノーコードで条件分岐を設定「VK Dynamic If Block」

VK Dynamic If Block」は、条件分岐を設定できるプラグインです。

通常、WordPressの条件分岐はPHPでコードを書く必要がありますが、このプラグインを使えば、それがノーコードで実現できます。

VK Dynamic If Block – 動的条件分岐ブロック

開発元は、WordPressテーマ「Lightning」でお馴染みのベクトル社

使い方は、例えば

  • フッターの画像を投稿ページのみ表示、他は非表示
  • サイドバーのブロックを検索ページのみ表示、他は非表示

みたいな場合に使います。

私が試した感じだと、ウィジェットなどで使うことが多くなると思います。

プラグインのインストールと有効化

WordPress管理画面⇒プラグイン新規追加、より
検索欄に「VK Dynamic If Block」と入力。

インストールし、有効化します。

設定

設定は、WordPress管理画面右のブロック設定欄で行います。
以下のように表示されます

このうち「ページタイプ」は、

このうち「投稿タイプ」は、

こういう選択肢となります。

つまり、
○○タイプのページには表示されるが、それ以外は非表示
という選択となります。

基本的に、表示する箇所に「VK Dynamic If Block」を入れて、その入れ子として表示・非表示を条件分岐させたいブロックを入れます。

実際に使ってみました

例えば、

  • サイドバーの共通ウィジェットで画像ブロックを使用
  • これをカテゴリーのアーカイブページのみ表示、他ページは非表示

こういう設定にするとします。

これをリスト表示すると以下のようになります。

で、管理画面右のブロック設定欄にて、ページタイプを
カテゴリーアーカイブ」に設定します。

そうすると、この画像ブロックは
カテゴリーのアーカイブページのみに表示されるようになります。

現状では細かい分岐設定は出来ない

もっと細かい選択、例えば
「カテゴリーアーカイブ」ページのみ表示させる場合で、さらに特定のカテゴリーのみに表示するなどの、個別指定はできません。

そこまで出来れば完璧なんでしょうけど、現状だと無理です。

ただ、現在のバージョンが「0.2.7」なので(2023/05/15時点)、いずれは細かい設定も可能になるのではないかと期待しています(^^)v

ベクトル社以外の、他のテーマでも使えるか?

ベクトル社の「Lightning」や「Katawara」以外の、他社製テーマでもこのプラグインは使えるか?

この疑問に対しては、公式サイトでは以下のように答えてます。

問題無いとのことです。

「VK Dynamic If Block」FAQ

2023/5/15 現在の情報です。

使用可能なWordPressバージョンは?

WordPress6.0、またはそれ以降

使用可能なPHPバージョンは?

PHP7.4、またはそれ以降


創ken

この「VK Dynamic If Block」、優れもののプラグインですが、公式サイトにはザッとした説明しか載ってません。

茶茶六さんのイラスト

まあ、現状は単純な分岐のみなので「説明不要。使えば分かるでしょ」程度の扱いなんだろうな。

創ken

どうりで他のブログも全く取り上げてないわけです。。
実質、解説サイトが全く無いので、自分でいじって調べるしか無くて、少し苦労しました。

茶茶六さんのイラスト

そのうち、分岐の設定がもっと複雑化して、いろんなパターンに対応可能となればいいよな。

創ken

その時点で、他のブログも食いついてくるでしょう。
・・・うちのブログは人柱みたいなものですね(^_^;)

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