ランサーズには「認定ランサー」という制度があります。
認定されると箔が付いて、ランサーズでの仕事において大きなメリットがあります。
で、この認定ランサーに選ばれるには、5つの基準をクリアしてないといけません。
1. 獲得報酬額:各カテゴリの上位20%
2. クライアントからの評価:4.8以上
3. 仕事完了率:90%以上
4. 送信したメッセージの24時間以内返信率:80%以上
5. 計9箇所のプロフィール項目の記入
この中でも「4」の「24時間以内返信率」がクセモノです。
これの定義がよく分からなくて困惑しているランサーは多いと思います。
今回はこの「返信率」について。
返信率とは?
返信率とは、
「返信率=24時間以内に返信した件数/返信した件数」
クライアントのメッセージに対して24時間以内に返信しないと、この返信率が下がります。
80%を切ると認定ランサーにはなれません。
すでに認定ランサーである人は外されます。
趣旨は良いんですけどね。
素早いレスポンスは大事です。客商売の基本ですよ。
一見、良い基準のように思えます。
ところが「返信率」には2つの大きな問題点があります。
そもそも返信しなければ
まず、1つ目。
返信率とは「返信した件数」でカウントされるため、そもそも返信自体しなければ返信率に変化はありません。
たとえば、クライアントからのメッセージに対して、24時間経過後に返信すると返信率は下がりますが、返事もせずに無視してると返信率には変化はありません。
なんか不合理ですよね。
中途半端に真面目な人がワリを食うような気がします。
定義が適当
次に、2つ目。
何をもって「返信」と見なすか、その定義が適当な点です。
メールでいうところの「RE:」ではなく、単純に同一スレッド内の次のメッセージを「返信」とみなします。
たとえば、以下のようなやり取り↓
~~24時間以上経過後~~
このやり取りの場合、最後のメッセージは24時間経過後に送ってるので返信率は下がります。
これ、普通のやり取りじゃないですか?
それで返信率を下げられるのはたまったもんじゃないです。
結果、返信率を下げられまいとして、延々とクライアントのメッセージに対して返信し続けてしまいます。
たとえば、
丁重で几帳面なクライアントさんと仕事すると、お互いにメッセージが切れずに無限ループが続くことになります(^_^;)
新規メッセージを立ち上げる
この無限ループを防ぐ手段として、一旦メッセージを切ってしまって、新たに新規メッセージ(スレッド)を立ち上げて、そこからメッセージを送るという手もあります。
この場合は返信と見なされません。
ただ、プロジェクト・コンペ・タスクに限らず、作業を引き受けた場合、その仕事内のメッセージの流れ(スレッド)の中で、クライアントとのやり取りしないといけません。
実際問題、仕事がスタートすると勝手に新規メッセージを立ち上げるのは無理だと思いますね。
他のランサーさんも困惑
この返信率、不合理すぎます。
実際に、この曖昧な基準に悩まされているランサーは多いようですね。
改善を希望します。