オンライン動画学習サービスの「schoo(スクー)」。
授業の受講感想記です。
今回の授業は、
*指名で仕事がくるWebディレクター・Webデザイナーに必要なこと
https://schoo.jp/class/3233
連続6回授業の1回目。
丸山先生・伊澤先生・神野先生の録画授業です。
WEB制作者宛に案件を発注する企業側の視点から、
「クライアントはどのようなWEB制作者を求めているのか?」
これを探った授業です。
インタビュー形式の授業
丸山先生は「WEB担当者通信」という、
企業のWEB担当者のためのサイトを運営しています。
伊澤・神野両先生は岐阜県の衣料販売会社のWEB担当者です。
企業サイドから見てどういう制作者が好まれるのか?
授業は、丸山先生が両先生にインタビューするという形式で行われました。
レスポンスの早い人
まず、クライアントが好む制作者の第一条件は、
意外かも知れませんが、
「レスポンスの早い人」
これは授業中に繰り返しおっしゃってました。
企業のWEB担当者は制作者側が想像している以上に多忙なので、とにかく返信が早い人が好まれるそうです。
これは、双方がメールを中心としたやり取りとなるため、顔が見えない不安もあると思います。
なかなかレスが返ってこないとやきもきしますよね。
自分から提案してくれる人
次に、好ましい制作者として挙げていたのが、
「自分から提案してくれる人」
企業のWEB担当者は、思ってる以上に他社の事例を知らないそうです。
なので、他の会社とも広く仕事をしている制作者が、その知見を生かしてどんどん自分から提案をしてほしいとのこと。
逆に制作者側から見ると、案件を受注する際に
「具体的に綿密に指示してほしい」と思うものです。
これは後から手のひら返しをされることを防ぐためでもあります。
しかし、WEB担当者サイドからすると、
「こちらが細かく指示してしまうとそれ以上のものが出来ない」
「逆にそちらから提案してほしい」
と思っているそうです。
具体的に過去の嬉しかった提案として、
会社が運営しているブログやメルマガの内容に基づいた案をもらったことを挙げていました。
この人はこちらのことをよく理解してくれている、と思ったとのこと。
途中経過を見せてくれる人
三番目に、
「制作途上で途中経過を見せてくれる人」
を挙げられていました。
やはり途中で何も連絡がこないと不安になるものです。
また、一旦出来上がってしまうと、内容を変更しづらくなります。
両先生によると、制作者はある程度カッチリ出来上がった状態にならないと、途中経過を見せたがらないそうです。
変な状態のものを見せたくないですからね。
これは制作者心理としてよく分かります。
ただ、クライアントとしてはそれでは困るとのこと。
セミナーや勉強会にも出席を
以上、クライアント側から見た「望ましいWEB制作者」について見てきました。
こうして見ると意外や意外に、技能やスキルについては何も触れてません。
それが有るのは大前提ということなのでしょうね。
また、両先生が「良いWEB制作者」と知り合うために心がけているのが、WEB関連のセミナーや勉強会だそうです。
こういう場所に顔を出してスキルに磨きをかけている方は、意識が高い人が多いとのこと。
ここらへんは、私も心がけたいと思いました。
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