クラウドソーシングサービス「ランサーズ」の定点観測リポート19回目です。
ちょっと久々になりましたが・・・
ランサーズの変化、機能追加、気づいたことなど。
WEB制作関連の情報が中心となります。
目次
新しい評価制度が定着
前回お伝えしたランサーズの新評価制度への切り替えですが、
抜本的な変更にもかかわらず、特に混乱も無くすんなり定着したようです。
それだけ旧評価基準が形骸化してたのでしょう。
そう言えば、ライバルのクラウドワークス(CW)でも、今年になってから評価基準が刷新されたようです。
こっちは「お互いの評価が完了後に、評価がプロフィール上に同時公開」とのこと。
いわゆる後出し禁止・同時出しの「じゃんけん方式」らしいです。
パッケージ関連の機能追加が続々
ランサーズ運営が躍起となって進めてる「パッケージ」ですが、だいぶ出品者も増えてきましたね。
良い形になってきたと思います。
各ランサーがマイページを開く都度、下記のようなポップアップが表示されるわけで、
・・・この圧には出品せぜるを得ないでしょう(^_^;)
ランサーズではパッケージ関連の設定変更や機能追加が続いています。
パッケージの出品価格を1万円以上に引き上げ
以前から予告されていた出品価格の1万円以上への引き上げが、一律強制となりました。
*適正価格での取引促進のため1万円未満のパッケージの出品価格を1万円引き上げます
前々から1万円未満で出品していた人には、
「現在1万円未満のパッケージにつきましては、自動的に出品価格を1万円引き上げます。」
とのこと。
私も、ランサーズストア時代に出品した「バナー作成」は1万円未満で価格設定していたのですが、この通知を受けてやむなく1万円に引き上げました。
さてどうなることやら。
これで本来、低価格帯だったジャンルは厳しくなるでしょう。
似たようなサービスのC社にけっこう流失するんじゃないかな?
解決策として「付加価値付けて高単価化」なんでしょうが、そりゃ言うは易く行うは難しで、そんな簡単にはいかないでしょう。
あと、ランサーズの相談室でもその種の話題が出てました。
皆さん、いろいろと試行錯誤されてるようです。
ちなみに、この「相談室」はけっこう興味深いことが載ってたりします。
生々しい内容もあったりで、たまに見ると面白いです。
「Rising Starバッジ」付与
パッケージの実績ゼロの人を対象に「Rising Starバッジ」が付与されるようになりました。
*パッケージの実績ゼロイチ突破をサポートする「Rising Starバッジ」の付与をはじめました
だいたいこういう感じです(似せてみましたw)↓
単に「バッジ貼られて目立つ」だけじゃなくて、私の見た感じだと検索順位にも優遇措置がとられるように感じました。
面白い試みかと思います。
これだけ出品者が増えていくと、各ジャンルで実績のない人は下位に沈みがちとなり、ますます実績から遠ざかります。悪循環です。
それを防ぐ措置かと思います。
言わば「攪拌装置」みたいなもので、下位の泥沼に沈みがちな人を上層の上澄みに引き上げるような感じでしょうか?
(ちょっと喩えがアレですけど。スンマセン(^_^;))
これ、「Lancers Choice」と同じで、具体的な付与基準は公開されてません。
厳密な基準があるのか、運営が恣意的に付与しているのか、よく分かりません。
なので、もらったら儲けもの程度に考えれば良いでしょう(^^)v
パッケージ紹介によるアフィリエイト開始
*パッケージを紹介して報酬を獲得できるランサーズアフィリエイトはじめました
パッケージを紹介して、一定の成果が上がると報酬を獲得できるアフィリエイトが始まりました。
「ランサーズアフィリエイト」です。
SNSやブログなどで紹介されることを促進する措置でしょう。
それに伴い各ランサーのマイページ右側には、
このような欄が表示されるようになりました。
(私はまだアフィリやってないのでゼロ円です)
以前からこの「ランサーズアフィリエイト」なるものは有ったようで、不覚にも知りませんでした。
こんなの有ったんですね。。
これが今回、パッケージにも対応したようです。
ちなみに、このアフィリの成果条件は以下とのこと。
- パッケージでの仕事依頼:成果報酬 300円
- プロジェクトでの仕事依頼:成果報酬 300円
- コンペでの仕事依頼:成果報酬 300円
- タスクでの仕事依頼:成果報酬 300円
現時点でのパッケージの感想あれこれ
パッケージが始まった頃、私はTwitterで
「これが軌道に載って案件取れるようになったら、ブログにノウハウ載せます!」
と書いたんですが、
未だそうとは言い難い状況なので載せてません。
一応、パッケージには5分野出品していて、うちバナーやWordPressサイト作成などは、そこそこ相談なり案件獲得はしています。
ただ、ブログに胸張って書くにはもうちょい実績が無いと気が引けます。
偉そうに「そのノウハウは~」と書ける状況ではありません。
ネットでいろいろ見てて感じるのは、パッケージの活況・不活況はジャンルごとに異なるのでは?ということです。
まあ、それは考えてみれば当然のことで、需要が旺盛なのに出品者が少ないジャンルは活況で、その逆の分野は閑古鳥すら鳴いてないんじゃないかと思います。
ちなみに、私も出品しているWordPressサイト作成の分野では、
たまに見ると、上位の人であっても、それなりに取れてるのはごくわずかのようです。
ちなみに、この出品の表示は順位がけっこう入れ替わりますが、何が基準で入れ替わってるのかイマイチよく分かりません。
一応、出品者としては、運営公表の以下の指標を念頭に工夫するしかなさそうですね。
あと、マイページ左側の「出品管理」から、自分のパッケージを見に来た人の足跡を見ることが可能です。
「出品管理」⇒各出品の「アナリティクス」
自分の出品に付いた足跡を見てみると、クライアントはともかくとして、他のランサーもけっこう偵察に来てるんですね。
「おー、また来たのね、君」なんて思いながら足跡見てますw
偵察がバレるのが恥ずかしい人は、ログインしてない状態で見に来るか、別なブラウザ開いて見た方が良いですよ。
私もこっそり偵察してますw