WordPressには、各テーマでの表示を確認できる「テーマユニットテストデータ」というものがあります。
投稿ページ・固定ページ・コメントなどの表示が確認できるダミーデータで、WordPressにインポートして使います。
投稿タイトルが長い場合、短い場合、各種タグ、画像の回り込み、特殊文字、カテゴリー、階層の深いコメント、などの様々なパターンの表示チェックをすることが可能です。
わりと便利なので重宝すると思います。
今回はこれのご紹介。
ダミーデータのダウンロード
まず、ダミーデータをこちらからダウンロードします↓
codeボタンをクリックし、
Download ZIPからデータをダウンロードします。
解凍すると中に「wordpress-theme-test-data-ja.xml」というファイルが入っています。
WordPressへのインポート
このダミーデータをWordPressサイトにインポートします。
WordPress管理画面左⇒ツール⇒インポート
インポートを使うのが初めての人は、
WordPressの下の「今すぐインストール」をクリック。
「インポーターの実行」をクリック。
インポート画面が開くので、
先ほどの「wordpress-theme-test-data-ja.xml」をインポートします。
やたらと縦に長い「投稿者の割り当て」画面が表示されるので、
一番下の「添付ファイルをダウンロードしてインポートする」にチェックを入れて、実行をクリック。
これでインポートは完了です(^^)v
ダミーページで表示をチェック
サイトを確認すると、投稿・固定共にページが一気に増えたことが分かると思います
投稿ページは42個、投稿のカテゴリーは72個追加。
固定ページは18個追加。
例えば投稿では、
- マークアップ: HTML タグとフォーマット
- マークアップ: 画像の配置
- マークアップ: テキスト配置
- マークアップ: 特殊記号を含むタイトル
- マークアップ: マークアップ付きのタイトル
- テンプレート: アイキャッチ画像 (縦)
- テンプレート: アイキャッチ画像 (横)
- テンプレート: More タグ
- テンプレート: 抜粋 (ユーザー定義)
- テンプレート: 抜粋 (自動生成)
などの多様なページがインポートされており、表示チェックが可能になっています。
この中の「マークアップ: HTML タグとフォーマット」という記事を見てみると、
このテーマでHTMLタグがどう表示されるかがよく分かります。
ちなみに使っているテーマは「Lightning」です。
試しにテーマを「BusinessPress」に切り替えてみると、
見出しの装飾やフォントが違っていることが分かると思います。
これをさらに「Emanon Free」に切り替えると、
テーマごとの違いがよく分かりますね。
こういう風に、各テーマの表示チェックが簡単に行えます。
それ以外だと、オリジナルテーマの作成後や、テーマを大幅にカスタマイズした際の表示チェック用にも重宝すると思います。
ただ、ダミーとしてはページ数やカテゴリー数が多いので、確認後の削除が面倒くさそうだな。
・・・いや、それぐらい我慢してくださいよ(^_^;)
テーマごとの表示を確認できるのは便利だな。