「Lightning」は国産のWordPressテーマです。
当ブログでも何度か紹介してきました。
このLightningには高機能の有料版がありまして、その内容は、
WordPressテーマ「Lightning」(無料)
+
プラグイン「Lightning G3 Pro Unit」(有料)
この組み合わせが「Lightning有料版」となります。
*Lightning G3 Pro Unit:公式デモサイト
- 企業・店舗用途に使用可能なテーマ(コーポレートテーマ)
- SEO対策やSNS連携もバッチリ
- ブロックエディター対応
- ヘッダーのレイアウトを設定可能
- キャンペーンテキスト設定可能
- フォントの種類や大きさを選択可能
- コンテンツ幅を指定可能
- モバイル固定ナビゲーション設定可能
- 料金は1年・3年・5年版サブスクから選択
- 制作用途でも複数のサイトを作成可能
細かい設定が可能な多機能テーマです。
また、制作用途で自由に使えるのは嬉しい限りですね。
今回はこれのご紹介。
目次
以前は「Lightning PRO」と呼ばれていた
このLightning有料版、以前は「Lightning PRO」と呼ばれていて、テーマそれ自体が有料で販売されていました。
ところが 2021年5月、Lightningの大幅なバージョンアップに伴い、有料版も構成が変更となりました。
Lightning G3 :WordPressテーマ「Lightning」が大幅リニューアル!
有料版は、無料版Lightningと有料プラグイン「Lightning G3 Pro Unit」の組み合わせに変化しました。
3つのプラグイン使用が前提
Lightning有料版は、以下の3つのプラグインの併用を前提としています。
VK-Blocks-Pro | ブロックエディターの機能追加プラグイン |
VK All in One Expansion Unit(ExUnit) | 一言では説明不可能な多機能統合プラグイン |
VK Block Patterns | 独自のブロックパターンを作成して登録できるプラグイン |
このうち「VK-Blocks-Pro」は有料プラグインですが、「Lightning G3 Pro Unit」を買うとセットで付いてきます。
料金は1年・3年・5年版サブスクから選択
で、肝心の料金ですが以下のようになってます(2022/12/01時点)
「Vektor Passport」というパックで購入する形式です。
*ベクトルパスポート for ワードプレス
その内容は、
- プラグイン「Lightning G3 Pro Unit」
- プラグイン「VK Blocks Pro」
- プレミアムパターン「VK Pattern Library」
- 旧テーマ「 Lightning Pro」
これがセットになって入っています。
料金はサブスクリプション(定額制)で
「1年版」
「3年版」
「5年版」
から選択が可能。
この期間を過ぎるとサイトはどうなるかというと、テーマのアップデートが止まるだけでサイトの表示には影響ありません。
デモサイトを作ってみた
購入して、自分でデモサイトを作ってみました。
*Bungo Office | 駅より徒歩5分、豊後市のシェアオフィス&コワーキングスペース
コワーキングスペースのサイトという設定です。
このデモサイトは、Lightning有料版にプラスして、
という拡張プラグインキット(*後述)も使っています。
ほぼテーマとプラグイン固有の機能のみで制作しています。
CSSによるカスタマイズは小規模程度。
・・ってことは、HTMLやCSSなどの専門の知識が無くても、このぐらいのサイトはこのテーマを使えば作れるということです。
以下、デモサイトを例に、Lightning有料版で簡単実装可能&目立つ箇所をご紹介します。
境界線の「傾斜ライン」
目立つのは、まずブロック境界線の「傾斜ライン」だと思います。
Lightning有料版では、付属するプラグイン「VK Blocks Pro」の「Outer」ブロックを使って、この傾斜が簡単に実装可能です。
デモサイトでは傾斜角度を「-50」の右肩上がりに設定しています。
また、Outerブロックでは傾斜ライン以外にも、
「カーブ」
「波状」
「三角」
のラインが実装可能です。
こういうレイアウトは他の有料テーマなどでもポツポツと見かけれるようになってきました。
コード的にはCSSで要素を変形させてるパターンでしょうね。
アニメーション
これもけっこう目立ちます。
デモサイトではトップページ内の「Bungo Office が選ばれる理由」で使っています。
ブロックエディターで簡単に実装できます。
ただ、個人的にはあまり乱用するのは好きではありません。
使いすぎると見る側がウザく感じるように思います。
アピールしたい必要なポイントのみ施すのが良さそうです。
ブロークングリッドレイアウト
ブロック同士が折り重なっています。
俗に「ずらしブロック」とか呼ばれています。
デモサイトでは、トップページ内の「3つのプランをご用意」で使っています。
最近よく見かけるレイアウトで、
*ブロークングリッドレイアウト | Web Design Clip
*境界線をあえて外す「ブロークングリッドレイアウト」の参考サイト
見る側の目を惹きつける効果があります。
これはLightning有料版の固有機能では無くて、拡張プラグインキットの「Lightning G3 Evergreen」(*後述)を使って実装しています。
CSSのコード的には「position」か「ネガティブmargin」などを使っているのだと思います。
Lightning有料版のカスタマイザー
このLightning有料版のカスタマイザーは機能豊富です。
細かい設定が可能になってます。
WordPress管理画面⇒外観⇒カスタマイズ
メチャクチャ縦に長いです。
・・・なんという長さでしょうか(^_^;)
ちなみに、無料版Lightningの方は、
これぐらいになります。
設定できる量の違いが分かると思います。
Lightning有料版のウィジェットエリア
有料版のウィジェットエリアは以下になります。
字が小さくて申し訳ないのですが、
このうち「サイドバー(Information)」はカスタム投稿で追加した投稿系です。
プラグイン「VK All in One Expansion Unit」でカスタム投稿を作成すると、自動的にサイドバーのウィジェットエリアを追加してくれます。
とても便利ですね。
あと、「フッターウィジェットエリア」は初期状態だと3カラムが設定可能になっています。
ですが、カスタマイザーからフッターのカラム数を変更すると、
それに伴ってウィジェットエリアも変更されます。
これまた便利ですな(^^)v
VK Blocks Proで追加される各種ブロック
付属の有料プラグイン「VK Blocks Pro」を入れると、以下のブロックがブロックエディターに追加されます。
この中でよく使うのは「タイムライン」「アニメーション」「Outer」あたりでしょうか。
特に「Outer」は重宝すると思います。
拡張キット「Lightning G3 Evergreen」
ちなみに、私的デモサイトで使用した拡張キット「Lightning G3 Evergreen」はデザインを追加するスキンです。
これを使うと各種のブロックパターンが使用可能になります。
*Lightning G3 Evergreen キット:公式デモサイト
現時点(2022/01/11)では、Lightning有料版を買うと無料でダウンロード可能となっています。
(*これは期間限定セールのようです)
- 多種多様な設定項目
- フォントの切り替え可能
- ヘッダーには住所・電話記載可能
- 付属プラグインで各種ブロック追加
- 著作権表示は非表示