今さらかも知れませんが「ハリー・ポッター」シリーズを読み始めました。
いやあ、面白いですなあ。
現在「Kindle Unlimited」で同シリーズ小説全七巻が無料で読めます。
(2022年5月4日現在)
今回はこれのご紹介と、本と映画の感想など。
「Kindle Unlimited」で読めます
まず最初に、シリーズ全巻の「Kindle Unlimited」のリンクを貼っておきます。
「Unlimited」は本の入れ替えが頻繁なので、いつまでも無料だとは限りません。
興味を持たれた方はお早めに。
読み始めると止まらない
私が「ハリー・ポッター」シリーズを読み始めたのは先週からです。
夢中になって読み進み、今は4巻にまで差し掛かっています。
おかげで夜更かしが続いてます。
このシリーズ、もともと世間の評判は知ってましたし、映画が大ヒットしたのも承知してましたが、あえて手をだすことはなかったです。
そして「Kindle Unlimited」に加入して無料で読めると知った後も、これに背を向けていました。
で、ふと思い立って第一巻の「賢者の石」を読み始めました。
面白い面白い!
同シリーズのジャンルは「児童書」「ファンタジー」となってますが、子供から大人まで楽しめる本というのはそうそう無いです。
自分が小学生の時にこれを読んだら、おそらく夢中になったと思います。
ファンタージーやSFの長編小説でこれだけ夢中になったのは、「マイルズ・ヴォルコシガン」シリーズ以来じゃないかな。
まさに「耽読」という感じです。
英国人による英国の魔法物語
作者のJ・K・ローリングは英国人です。
ハリー・ポッターのシリーズはいかにも英国産という感じで、あの国の文化的背景がないとこういう物語は書けないだろうなあと思いました。
J・K・ローリングは第一巻の「賢者の石」を貧窮生活の中で書いたそうです。
彼女がこの物語の着想を得たのは、マンチェスターからロンドンに向かう列車の中。
窓の外の景色で牧場の寂しげな牛を見ている時に、ふっと着想が浮かび、
「主人公ハリー」
「自分が何者かも知らない男の子」
「魔法学校への入学」
「親友ロン」
「ハグリッド」
これらのアイデアが降ってきたとのこと。
そこから執筆、さらに苦労して出版にこぎつけるや、あれよあれよと爆発的な売上を記録し、最終的に全七巻が発売されました。
J・K・ローリングは、最初の段階ですでに全七巻のプロットを決めて、それから第一巻目を書き始めたそうですね。
この構想力は凄いです。
映画も見てみました
昨日、Amazonのプライムで映画も見てみました。
第一作の「ハリー・ポッターと賢者の石」です。
正直、あれだけの文量の物語を、どうやって2時間の枠に収めるんだろうと思って見ましたが、やはり説明が端折り気味で無理矢理詰め込んだ感がありましたね。
ただ、特撮は素晴らしかったです。
クィディッチの試合のシーンはスピード感と迫力があったし、ホグワーツ城の大広間のシーンは荘厳でした。
また、書物で読んでいたキャラクターが映画で実物になると、なんだか新鮮なものがありました。
曰く、
「ハーマイオニーはやはり髪がバサバサなんだなあ」
「ダンブルドアはもうちょい痩せ気味で神韻を帯びてないと・・」
「マルフォイは映像で見るとさらに小賢しい」
「スナイプはもうちょっと気持ち悪い人にして欲しかった」
などなど思いました。