クラウドソーシングサービス「ランサーズ」の定点観測リポート30回目です。
ランサーズの変化、機能追加、気づいたことなど。
WEB制作関連の情報が中心となります。
目次
自動提案機能が追加(予定)
「自動提案」とは、AIがランサーに合った依頼を見つけ、自動で提案する機能です。
マイページの右側に突如、出現しました。

事前に「提案したい依頼の条件」と「提案文」を登録しておくと、勝手に提案してくれます。
プロジェクト方式の公開依頼のみで、コンペ・タスクは対象外です。
当然、パッケージも対象外。
要点をあげると、
この3点がポイントかなと思います。
自動提案の登録画面
あれこれと設定できるようになってます。

けっこう緻密な指定が可能なようです。
自動提案する依頼の条件は?
例えば、自動提案する依頼の条件を指定できます。
自動提案の登録情報
依頼情報
とのこと。
この情報をAIが判断して提案してくれるようです。
逆に、絶対に提案したくない依頼は?
各ランサーがテキストで記入できるようになってます。
それをAIが判断材料にするのでしょう。
ヘルプに、以下の例が記載されてます。
除外出来る例
除外出来ない例
地雷クライアントを見抜けるか?
自分は、以前はプロジェクト方式での受注が主体でした。
で、提案する際には、相手のクライアントの性格を、プロジェクトの文章から推測してました。
「書き方がメッチャ緻密で細かい人だな」とか、
「キッチリ仕事するタイプなんだろうな」とか、
あるいは逆に、
「だらしない文章で適当な性格だな」とか、
「考え無しの地雷タイプだな。避けよう」とか、
その他の諸条件も踏まえて提案するか否かを決めてました。
明らかに「誰もが避ける」地雷タイプのクライアントはいます。
「あの人は止めとけ」みたいなタイプです。
それをAIは見抜いてくれるのでしょうか?
・・・なかなか難しいでしょうね。
地雷原に自動突撃して行くのは避けてほしいと思います。
今後の進展に注目
ただ、頑張って案件求めてる人には、よい機能なんだろうなと思います。
自動で送ってくれると楽でしょう。
そして、あまりに不適当な結果が多々生じるならば、ランサーズも修正を加えていくでしょう。
この自動提案、6月18日(水)にリリース予定です。
また、現在はベータ版の扱いのようです。
今後の進展に注目しております。
ランサーズAI大学開講予定
こちらもAI絡みです。
ランサーズが「AI大学」を開講するとのこと。

先進的というか、時流に敏感というか、はたまた気ぜわしいというか。。
「今度はAI大学かよ!」と思いました。
例えばコースを見ると「Webデザインコース」とかあるようです。
人間の講師がオンラインで授業するのでしょうけど、「講師もAI」とかは・・さすがに無いよね?
AIスキルも含めたWEBデザインの技能を学ぶんだろうと思います。
ログイン時の2要素認証が導入
ログイン時の2要素認証が導入されました。
必須というわけではなく、希望者のみ設定可能なようです。

が、最初はベータ版ということは、いろいろ試行錯誤するのは織り込み済なんだろうな。

勇者のランサーには、人柱になって報告してほしいと思います。

ところで、AIに地雷クライアントを探知する能力を持たせたらどうだ?
「ピピッ、地雷発見、地雷発見」みたいなさw

・・・笑いごとじゃ無いですよ!(^_^;)
地雷探知機能の追加なんて、コンプラ的に怒られますよ。
自動提案はけっこう便利そうですね!