クラウドソーシングサービス「ランサーズ」の定点観測リポート23回目です。
ランサーズの変化、機能追加、気づいたことなど。
WEB制作関連の情報が中心となります。
インボイス:番号の 登録機能を追加
今、フリーランス界隈で大騒ぎの「インボイス(適格請求書等保存方式)」の番号登録機能が追加されました。
*2023年1月より適格請求書発行事業者登録番号の登録機能を提供します(ランサー向け)
インボイスが今年(2023年)の10月から開始となります。
それに先立ち、すでに課税事業者の登録受付が始まっています。
インボイスとは?
そもそも
「インボイスって何?」
「課税事業者って何なのさ?」
という人は、下記サイトを参照されてください。
*【図解付き】2023年のインボイス制度とは?をわかりやすく解説!
*インボイス制度とは?2023年導入までに消費税免税事業者がとるべき対応をわかりやすく解説
*インボイス制度とは?企業から仕事をもらう人がまず知るべきこと
免税事業者のままか?課税事業者となるか?
現状、ランサーズを利用して仕事しているフリーランスのうち、その大半が1年の売り上げが1千万円以下の免税事業者(私含めて)かと思います。
免税事業者は、仕事取引での消費税の納税が免除されています。
が、インボイスの開始により、
◇従来通りの「免税事業者」のままでいるか?
◇消費税を払う「課税事業者」となるか?
この選択が迫られることになります。
そして課税事業者となる場合は、税務署に登録申請を行って「登録番号」が付与されます。
この番号をランサーズにて登録可能になったというわけですね。
登録番号の入力手順
番号の登録には、各ランサーが以下のページから、
「登録番号を入力する」をクリックして行います。
番号を登録するとどうなるかというと、仕事でインボイス(適格請求書)がクライアントに発行されるようになります(2023年10月1日より)
「インボイス制度」開始の雑感
まあ、今まで免税事業者としてやってきたフリーランスにとっては「ああ、面倒くさいことが始まるな~」以外に言いようが無いですね(^_^;)
ただ、手をこまねいてそのまま免税事業者でいた場合、仕事の減少が予想されるだけに悩ましいところです。
正直、1年ぐらい様子見して態度を決めたいところですが、そんな余裕も無いような気もします。
とりあえず、インボイス初年度からの課税事業者への登録は今年の3月31日までなので、それまでに少し考えてから態度決めようと思ってます。
※追記:「初年度の課税事業者への登録は、今年の9月30日まで」と延長されました。
私は絶対に延期だろうと思ってました。甘かったです(>_<、)
古い時事用語で恐縮だが、今は「民力休養」が必要な時期だろ?正気の沙汰とは思えん。監督官庁は「景気なんか知ったこっちゃねえ」でお馴染みの超マイペースな某省だしな。
まあ、実施される以上は、うまく対応していくしかないでしょう。。
インボイス、とうとう今年から開始だな。
コロナ禍で経済が弱ってる時期に、まさか本当に始めるとは・・