クラウドソーシングサービス「ランサーズ」の定点観測リポート20回目です。
ランサーズの変化、機能追加、気づいたことなど。
WEB制作関連の情報が中心となります。
10月1日よりシステム手数料改定
ランサーズが、10月1日よりシステム手数料の改定をするそうです。
*【予告】2022年10月1日以降、システム手数料の改定を行います
現状の手数料が一律20%だったのに比べて、新方式では税込みの場合、
◇ランサー:契約金額の16.5%(税込)
◇クライアント:契約金額の5.5%(税込)
となります。
この新方式は、2022年10月1日(土)以降の仮払いから適用されるとのこと。
現状の方式だと、システム手数料の「20%」というものが、どっちの負担とも明示されてなかったので、ランサー・クライアント双方で負担割合をキッチリ分けたようです。
例えば5万円の案件の場合は・・
新方式、例えば5万円の案件だと仕事開始時は、
- 契約金額:50,000円
- クライアント支払い手数料(5.5%):2,750円
- クライアント支払い合計:52,750円
となります。
そして、仕事完了時は、
- 契約金額:50,000円
- ランサー負担手数料(16.5%):-8,250円
- ランサー報酬合計:41,750円
となります。
新手数料の感想など
現状の方式だと、ランサー・クライアント双方の負担割合が明確でないため、
クライアント「手数料20%も取られるのかよ。高けー!」
ランサー「手数料20%も取られるのかよ。高けー!」
と双方が、なんだか自分が全て払っているかのように錯覚しがちですw(私も含めて)。
こうやって負担割合を分けたのは良いことだと思います。
また、分けることで、ランサー・クライアント双方が得した気分になれます。
こういう一休さんのトンチ的発想(喩えが古い)は嫌いではないですw
私も確定申告の時は、仕訳で「支払い手数料」として20%を計上していました。
でもよくよく考えると、あれは全額自分の負担ではないですよね
まあ、今さらしょうがないか・・(^_^;)
その他に導入される新手数料方式
今回のランサーズからの発表では
他に導入されるものとしては、
◇継続割引制度
◇特別割引制度(対象者限定)
この2つがあります。
個人的には「特別割引制度」が気になっています。
これ、誰が対象なんでしょうか?
公式FAQでは以下のように記載されていて、
「公開してない」とのこと。
特別な取引・対象者には手数料率を下げて、戦略的に運用するのでしょう。
ランサーズも、状況に応じてフリーハンドを得たいのだろうと思います。