オンライン動画学習サービスの「schoo(スクー)」。
授業の受講感想記です。
今回の授業は、
*クライアントニーズを満たす小規模サイトの作り方
https://schoo.jp/class/343
前回に引き続き山本先生の録画授業です。
小規模案件にどう対処するか?
この授業のテーマは「小規模な案件にどう対処するか?」です。
最近は小さな店舗や士業の事務所・中小の企業などが、自前のWEBサイトを持つことが増えてきました。
当然ながら大規模なサイトを構築することはなく、数ページ程度のものが多いです。
この手の小規模な案件の場合、単価は安く、だからと言って手を抜くわけにもいかず、制作に一定期間を費やすことになります。
また、先生もおっしゃってましたが、小規模案件は納品完了後も、文字修正や画像の差し替えなどの「プチ修正」依頼に手間を取ることになります。
「プチ修正」だけに高額の料金を請求するわけにもいきません。
これは私も実感しています。
他の仕事を中断して、たかが数文字を修正して小銭を得る悲哀は、WEB制作者なら分かると思います。
分かりますよね?
そんな時に活用したいのが「Jimdo」です。
これを小規模サイト制作用に使ってみてはどうかな?と。
Jimdoとは?
「Jimdo」はドイツ発のWEBサービスで、HTMLやCSS等の知識が無くてもサイトを制作することができます。
「ジンドゥー」と読みます。
ジンドじゃなくてジンドゥーと語尾を延ばします。
(どういう意味の単語なんでしょうね?)
ブラウザ上で超簡単にサイトを制作できます。
無料と有料のプランがあって、無料の場合は広告付きで独自ドメイン不可です。
どれぐらい簡単に制作が出来るかは、自分で試してみるなり、ググってその手のブログを読んでみてください。
私も何度かJimdoで試験的にサイトを作ったことがありますが、あまりにもあっけなく出来て震えました。これは職業上の危機じゃないかと。
WordPressなども一般の人でも簡単に記事が書けますが、あれはコンテンツ部分のみの話しです。
また、WordPressは管理画面に入らないと駄目で、サイトの表示を直接見ながらいじれるわけじゃないです。
でもJimdoは直接サイト見ながらの直感的な操作が可能です。
「素人御用達」な制作サービスです。
制作者とクライアントのWinWin
ただし、Jimdoも良いことばかりではありません。
プロの目で見た場合、一般人がJimdoで作ったサイトは、やはりどこか素人っぽさが漂っています。
また「情報設計・情報整理」の感覚が薄いために、内容的に見づらいサイトが出来がちです。
個人の趣味サイトならばそれでいいのでしょうが、ビジネスでバリバリと運用していくにはまだまだ物足りません。
そこでですよ、ここにWEB制作者と一般クライアントとの間に、WinWinの関係が生じる余地があるわけです。
<WEB制作者>
◇Jimdoを使って安価・短期間でサイトをご提供。
◇情報設計をしっかり行って見やすい内容にする。
◇プロの冴えを随所に見せる。素人っぽさはださない。
◇既存テンプレートのカスタマイズまで可能。
<クライアント>
◇安く・早くプロに作ってもらえる。
◇安くても「安っぽくない」WEBサイト。
◇更新・修正が自分で行える。サイト運営で余計な費用を使わずにすむ。
まさにWinWinです。
特にお客さんが自分で更新・修正を行えるのは大きいです。
WEB制作者の頭痛の種である「プチ修正依頼」を避けることができます。
Jimdoのカスタマイズを勉強中
この授業を見たのは数ヶ月前ですが、早速Jimdoによる小規模案件サイト制作を自分のラインナップに含めることにしました。
そのためには普通にJimdoでサイトを作るだけではなく、テンプレートの魔改造まで出来るようになりたいと思ってます。
この本見ながら勉強する気満々となっています↓
*Jimdo独自レイアウトレシピ: Jimdoでオリジナルテンプレートをつくろう
先生ご自身も、小規模クライアント向けにJimdoでサイト制作を行っていて、なんと制作時間「4時間」で作ってしまうそうです。
制作期間では無くて制作時間です。
すごい話しですね。
Jimdoのような制作サービスは今後も進化していくでしょう。
その時にWEB制作者としてどう向き合うのか?
これが一つの方向性なのかもしれません。
WEBサイト & 画像を制作します
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