クラウドソーシングサービス「ランサーズ」の定点観測リポート25回目です。
ランサーズの変化、機能追加、気づいたことなど。
WEB制作関連の情報が中心となります。
AIで提案文の添削レビューが可能に
AIで提案文の添削レビューができるようになりました。
これはランサー向けの機能です。
ただし、対象となる提案文は限定されていて、
との制約があります。
具体的には、提案文の下に「内容をAIレビュー」のボタンが表示され、
これをクリックすると、以下のように文章を添削してくれるようです。
確かに、貧相な提案文が、見栄えのするカッチリした文章に添削されてますね。
ランサー側からすると嬉しい機能です。
が、クライアント側からすると「しょうもない文章書く提案者」が、ここまで立派に化けてしまっていいのかなとも思います。。
「馬子にも衣装」的機能とでも言いましょうか(^_^;)
むしろ、ライティング分野には一番不必要な機能のような気もします。
文章下手な人が多いであろう他ジャンルの方が必須な気もします。
この機能、現在は「β版」の扱いとなっているので、正式版になったら他ジャンルでも実装されるかも知れませんね。
ポートフォリオ機能が大幅変更
ランサーズのポートフォリオ機能が大きく変更となりました。
*動画と音声ファイルも対応!プレゼンできるポートフォリオに生まれ変わりました
従来のポートフォリオは、1枚の画像とその説明文を載せるだけのシンプルなものでした。
リニューアルされた新ポートフォリオは、以下の機能がついています。
- 画像・動画・音声ファイルを登録可能
- 最大10のファイルまで登録可能
- クライアントが「お気に入り」に追加するとお知らせ通知が届く
- パッケージも表示出来て、紐づけで購入につなげるかも
- その作品をAIで制作したかの申告が可能
- ポートフォリオごとに閲覧制限が設定可能
「全体公開」「ログインユーザーのみ」「提案中のクライアントのみ」「特定ユーザーのみ」「非公開」の6パターン
WEB制作分野のポートフォリオとしては・・・
上記を見てると、至れり尽くせりのポートフォリオになったような気もします。
が、一番大きな問題点はリンクURLを貼れなくなったことです。
他のジャンルでは問題無いのかも知れませんが、WEB制作分野のポートフォリオとしてはこれは致命的です。
おそらく、ランサーズを介さない直接取引の穴を極力塞ぐための措置だとは思いますが、これはWEB制作者にとっては深刻な問題ですね。。
昔と違って、今のランサーズでは「WEB制作」はただの一分野に過ぎませんからね。
そこまで特定分野に配慮する必要も無いってことなんだろうな。
ただ、サイトの紹介で肝心のリンクを貼れないのは致命的です。
こういうのは改善いただきたいと思います(>_<、)
ポートフォリオでリンクを貼れないのか?
・・・これはマズいだろ。