情報収集ツールの「Googleアラート」。
以前にも当ブログでご紹介したことがあります。
今回はこれをWordPressに表示する方法の解説。
そもそもGoogleアラートは何ぞや?という方は、当ブログの過去記事をご参照ください。
目次
2段階でGoogleアラートをWordPressに表示
GoogleアラートのWordPressサイトでの表示は、2段階のステップで実装します。
- GoogleアラートからRSSを取得する
- 取得したRSSをWordPressに表示する
では、実際に実装してみましょう。
例として「Chromebook」という単語のアラートで実装してみます。
① GoogleアラートからRSSを取得する
まずGoogleアラートからRSSを取得します。
Googleアラートはデフォルトの状態では、自分のGメール宛てにメールが来る形式になっています。

マイアラートの編集アイコンをクリック。
編集画面が開きます。

もし、この時に編集画面が折りたたまれているようであれば、

「オプションを表示」をクリックして、編集画面を開いてください。
この中から「配信先」の中のGメールアドレスをクリックすると、

GメールとRSSフィードの2択状態になります。

で、RSSフィードを選択して「アラートを更新」をクリック。

すると、マイアラートの「Chromebook」のところにRSSアイコンが表示されます。

これをクリック。
ブラウザからRSSフォードが開くので、

一番上にあるURLをコピーします。
これでRSSの取得は完了です。
配信先でRSSが選べない場合
配信先でRSSが選べない場合もあります。

こういう時は、Googleアラートの設定欄を確認。

「ダイジェスト」にチェックが入っているはずです。

これを外すと、配信先からRSSが選べるようになります。
② 取得したRSSをWordPressに表示する
次に、RSSをWordPressサイト上に表示させます。
これにはブロックエディターの「RSS」ブロックを使います。

表示させるのは固定ページでも投稿ページでもどちらでもかまいません。
ウィジェットでも表示出来ます。
RSSブロックに、取得したRSSのURLを入力して、

「URLを使用」をクリック。
ページを更新すると以下のように表示されます↓
(実際に当ブログに実装してみました。)
これ、当たり前ですけど、毎日見る度にアラートが更新されてます。
とても便利です。
右側のブロックの設定欄からは、

◇表示する項目数
◇投稿者を表示するか否か?
◇投稿日を表示するか否か?
◇抜粋を表示するか否か?
◇抜粋の表示文字数
これらが設定できるようになっています。
例えば「項目数2」「投稿日を表示」「抜粋有り(80文字)」で表示させてみると、
- ソリトンシステムズは、多くの教育機関で導入実績のある国産クラウド型フィルタリングサービス「Soliton DNS Guard」において、Chromebookの全 […]
- 【NIKKEI COMPASS】株式会社ソリトンシステムズ(代表取締役社長:鎌田理)は、多くの教育機関で導入実績のある国産クラウド型フィルタリングサービス「So […]
こんな感じになります。
*表示されるレイアウトやフォントの大きさなどはテーマによって違いがあると思います。
使い方は工夫次第
このGoogleアラートのWordPressでの表示ですが、使い方としては
「特定分野の専門サイトやブログなどで、その分野・業界のニュースを流したいとき」
などに使えると思います。
どんなマイナーな分野な情報であっても、Googleアラートの設定を調整して「件数」を「全ての結果」にしておくと、

かなりの数のアラートをゴッソリ拾ってきてくれます。
使い方は工夫次第かなと思います(^^)v
