WEB制作業界はとかく横文字が氾濫していて、部外者には何がなんだかサッパリ分かりません。
「ユーザーフレンドリー」なんて用語がありますが、この言葉自体がそもそもフレンドリーじゃありません。
知らない人には意味不明です。
今回は、そういう難解な専門用語を、一般の人にどうやって分かりやすく伝えるかという話です。
難解用語を意訳して話す
私はWEB制作の案件を、半分はクラウドソーシング等のネット経由で、残り半分を地元の中小企業や店舗相手に受注しています。
地元の場合、
「ホームページぐらい持ってないと格好がつかない」
「隣の店も作ったから、うちも作ってほしい」
などなど漠然とした理由で発注してくる人がけっこういます。
こういう人は、たいていWEBにはあまり詳しくなく、こちらがWEB制作特有の言葉を使っても通じないことが多いです。
フラットデザインとか言っても通じません。
サーバ、ドメイン、何だよそれって感じです。
なので、この手の用語を意訳して会話する必要があります。
以下、意訳集です。
WEBサイトの各部位
そもそも「WEBサイト」という言葉が通じづらいです。
私は「ホームページ」と言い換えています。
「ヘッダー」⇒ ホームページの上段
「フッター」⇒ ホームページの下段
「サイドバー」⇒ ホームページの右脇(又は左脇)
「コンテンツ」⇒ 中身・内容
「ナビゲーション」⇒ メニューの欄
「ハンバーガーメニュー」⇒ メニューのボタン
「下層ページ」⇒ 枝ページ
「ファビコン」⇒ 小さいマーク
やっかいなのが「パンくずリスト」です。
これ、意訳が難しいですね。
そもそもグリム童話の知識が前提となっていて、元の英語が「breadcrumb list」で、日本語にストレートに翻訳しすぎだろと言いたくなります。
そのまんまじゃないですか (^_^;)
未だに「パンくずリスト」は、どう伝えればいいのか分かりません。
サーバ・ドメイン
私はサーバとドメインに関しては、
「ホームページを家に例えるとですね、、」と前置きしてから、
「サーバ」⇒ ホームページを建てるインターネット上の土地みたいなものです。
「ドメイン」⇒ ホームページの住所です。
こういう言い方してます。
これだとけっこう通じます。
制作用語いろいろ
「HTML・CSS」⇒ ホームページを作るプログラム
「ワイヤーフレーム」⇒ 図面・設計図
「デザインカンプ」⇒ 見本
「レスポンシブデザイン」⇒ パソコンでもスマホでも見れるホームページ
厳密に言うと「レスポンシブデザイン」はその定義は間違ってますが、まあ細かいことは言いっこナシです。
これは「超訳」です。
SEO関連
「SEO」⇒ 検索対策・アクセス対策
「検索アルゴリズム」⇒ Googleの考え方
「Googleアナリティクス」⇒ アクセスの分析サービス
アクセスやGoogle自体は通じるので、こういう言い方をしています。
どう伝えれば良いのか分からない用語
「パンくずリスト」もそうですが、未だにどう意訳すればいいのか分からない用語も多いです。
「CMS」⇒ ?
「RSS」⇒ ?
「サムネイル」⇒ ?
ここらへんは・・・どう訳せばいいのでしょうか?
うまい意訳を思いついた人はご教授いただきたいですw
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