「yStandard」は無料のWordPressテーマです。
カスタマイズのしやすさを目指したテーマで、コードがゴチャゴチャしてません。
また、CSSをいじらない場合でも豊富な設定で小綺麗なサイトが作れます。
*yStandard | カスタマイズありきの一風変わったWordPressテーマ
今回はこのテーマのご紹介。
目次
カスタマイズせずとも綺麗なサイトが作れる
私は前々からこのテーマには注目していました。
以前は、謳い文句どおりのシンプルな「カスタマイズしやすいテーマ」でした。
ところが急速にバージョンアップを重ねて、今は
「カスタマイズせずとも綺麗なサイトが作れる」
「でも、カスタマイズもしやすい」
という素晴らしいテーマになったと思います。
無料で商用利用可
特徴としては、
- GPLライセンス
- 無料
- 商用利用可
- カスタマイズ自由
また、フッター下の著作権表記は削除しても大丈夫です。
ただし、削除にはCSSとPHPの知識が必要となります。
あるいは削除用の有料プラグイン購入でも削除可能です。
CSS・PHPでの削除の場合は、こちらのサイトをご参照ください。
実際にテーマをインストールしてみる
テーマと子テーマはこちらからダウンロードしてください。
テーマを入れた時のデフォルト表示はこんな感じ。
投稿記事は仮入れ済です。
ここから軽く設定を調整し、ダミーのロゴや画像を入れると以下のようになりました。CSSは一切いじってません。
(コーポレート型サイトを前提にしています)
<トップページ>
まだコンテンツは入れてません。
<アーカイブページ>
<投稿の個別ページ>
トップ含む固定ページは1カラム、それ以外を2カラムに設定しています。
これも変更は可能です。
2つのプラグインの利用が前提
なお、テーマをインストールして有効化すると、以下のプラグインのインストールを促されます。
◇WP Multibyte Patch
◇yStandard Blocks
「WP Multibyte Patch」は、日本語のサイトを作る際に必須のプラグインです。
WordPressを日本語環境で動作させる機能が網羅されています。
「yStandard Blocks」は、ブロックエディターの拡張プラグイン。
インライン装飾機能や様々なブロックをサイトに追加します。
追加されるブロックは以下。
細かい設定が可能
また、このテーマは細かい設定が可能です。
基本的な設定は、外観⇒カスタマイズより行ないます。
以下、テーマ特有の設定を幾つかご紹介しましょう。
ページごとの各種設定が可能
作成するページごとに細かい設定が可能です。
例えば、
◇レイアウトの設定
◇広告の表示・非表示
◇目次の表示・非表示
◇SEO設定
◇SNS設定
などなど。
ヘッダーのレイアウトが選択可能
ヘッダーのレイアウトが3パターンから選べます。
外観⇒カスタマイズ⇒[ys]デザイン⇒サイトヘッダー
また、ヘッダーを固定表示にすることも可能です。
フォントの選択が可能
無料テーマには珍しく、PC表示でのフォントの選択が可能となっています。
外観⇒カスタマイズ⇒[ys]デザイン⇒フォント・文字色
以下の3つから選択可能です。
◇メイリオ(Win)・ヒラギノ角ゴシック(Mac)
◇游ゴシック
◇明朝体
目次も自動作成可能
目次もプラグインを入れずとも自動作成可能です。
外観⇒カスタマイズ⇒[ys]デザイン⇒目次
デフォルトでは、3つ以上の見出しがあるページは目次が自動作成されます。
こういう感じ↓
WEB制作者から視た「 yStandard 」
WEB制作者から視た「yStandard」の利点は、
カスタマイズしやすい!
これが大きいと思います。
具体的にどうカスタマイズしやすいかと言うと、
◇カスタマイズしやすいPHPファイルの構造
◇分かりやすいコード記述(ゴチャゴチャしてない)
この2点に尽きるでしょう。
まあ、実際に中を見てもらえれば分かると思います(^^)v