オンライン動画学習サービスの「schoo(スクー)」。
授業の受講感想記です。
今回の授業は、
*SVGでWebフォント制作
https://schoo.jp/class/1968
田中先生の録画授業です。
「SVGでWebフォント制作」とのタイトルで、
◇前半:SVGのアイコンフォントについて
◇後半:SVS画像について
の二本立ての内容でした。
私が感銘を受けたのは後半の方です。
「Retina液晶」対策でSVGを使いましょうという内容でした。
Retina(レティナ)対策とSVG
アップルがiPhoneやMacBookなどに搭載しているRetina液晶は高解像度で、これでWEBサイトでJPGやPNGの画像を見ると、原寸大の画像はぼやけがちになります。
Retina対策。
これ、WEBデザイナーにとって頭の痛い問題ですね。
WEBデザインの解説書などを読むと、解決策としてあえて表示サイズの数倍の画像を載せて、CSSで縮小して表示するように書いてます。
正直ひたすら面倒くさいですw でも放置するわけにはいかない。
そんな貴方に「SVGファイル」というわけです。
SVGはベクター形式の画像フォーマットで、これを使うとRetinaで見てもぼやけたりしません。
SVG対応ブラウザの増加
これだけ優秀なファイル形式であるのもかかわらず、今まで使われてこなかったのは、SVG非対応のブラウザが多かったからです。
それが2016年、大半のブラウザが対応済みとなりました。
非対応は、もはや絶命寸前のIE8とアンドロイドOS2.3以下の搭載ブラウザ、さらにはガラケーのみです。
SVGの時代がやってきました。
SNSや各ブログサービスは未だ非対応
ただし、SNSや各ブログサービスの大半はまだSVGには非対応です。
アップロードしようとしても拒否されると思います。
たとえばFacebook・Twitter・はてなブログ・アメーバブログは非対応です。
WordPressもメディアライブラリから画像をアップする場合はSVGは使えません。
WordPressの場合は、通常のWEBサイトのように、直接サーバにファイルをアップしてimgタグなどで引っ張ってくれば掲載が可能となります。
このブログもWordPressで作ってますが、サーバにアップすることでSVG画像を載せることができます。
ちなみに、SVG画像はAdobeの「Illustrator」やフリーソフトの「Inkscape」などを使えば書き出すことが出来ます。
*Inkscape
http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/inkscape/
加速するSVG化の流れ
このSVG化の流れは加速していくでしょうね。
私もこれからWEBデザインの案件を受けた時は、イラストなどは全てSVGにしようと思ってます。
ひょっとして中には、まだWindowsXPでIE8使ってサイト見てる人もいるかもしれませんが、まあゴメンナサイとしか言いようがないです(^_^;)
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