オンライン動画学習サービスの「schoo(スクー)」。
授業の受講感想記です。
今回の授業は、
*フリーランスで成功するために知っておくべき心得・知識【Webデザイナー編】
http://schoo.jp/class/1387/room
夏本先生の録画授業です。
Webデザイナーとして独立したいと考えている人を対象に、仕事の始め方・進め方等について解説しています。
この動画がキッカケとなって、私はschooで一連の授業を見始めました。
体系的な授業で内容は盛りだくさんですが、特に気になった部分のみを取り上げます。
マインドセットを変える
まず、授業では「マインドセットをフリーランス向きに変える」ことを力説しています。
マインドセット、考え方の基本的な枠組み。
いつまでも社員時代や学生の頃の感覚を引きずらずに、独立独歩のフリーランスとして物事を発想していくことでしょうか。
また「セルフイメージを変える」ことも重要と説きます。
セルフイメージ、自己像。
自分はこういう人間であるという自己イメージのことで、自分に都合の良い肩書きを作ってみることを提案されていました。
先生の「クリエイティブコーチ」という肩書きは自分で作ったそうです。
新たな自己像を規定すると、発想や行動も自ずからそれに付いてくる、
セルフイメージがしっかりしてないと知識やスキルが生きてこない、とのこと。
フリーランスのなり方:5パターン
次に、具体論に入っていきます。
授業では「フリーランスのなり方」として5つのパターンをあげていました。
A, 他者から仕事をもらって独立
B, 仲間と一緒に独立
C, 自分一人でゼロから独立
D, やむを得ず独立
E, その他
5パターンそれぞれのプラス点とマイナス点、そしてマイナス点に対する対処法を解説しています。
私はDの「やむを得ず独立」したクチで、一番苦しいパターンです。
最初は勢いに任せて進めるものの、やはりどこかの段階で計画やビジョンを仕切り直すことが大切とのことです。
私は知識や技能などで万全の準備を経て独立したわけでないので、そこはビジョンや計画策定などの「戦略」で補完しないといけないとは感じています。
お客さんに提案を納得させる方法
さらに「お客さんに提案を納得させる5つの方法」として、
1, 事前に自分に有利な情報を与えておく(顧客教育)
2, 自分のデザインの長所を伝えておく
3, 駄目なデザインを先に理解させる
4, 自分の味方を作る(援護射撃)
5, 業務プロセスを共有する
を挙げていました。
特に3・5は同感です。
基本的にお客さんはデザインの素人なので、WEBサイトの良否の区別がつきません。
単純に「格好良いWEBサイト=良いサイト」の発想になりがちです。
ここらへんを事前に理解してもらう必要があります。
また、業務プロセスの共有も重要ですね。
サイト制作の工程をしっかりと伝えて、今どの作業を行っているかを知ってもらう必要があります。
ここを事前に伝えておかないと「完成後の駄目出し」が起きて、全てひっくり返されることもあります。
自分に向いてる営業方法に集中を
次に「効果的な営業方法」をオンラインとオフラインに分けて解説していました。
この中で先生が力説されていたのが、あれもこれもやろうとせずに、自分に向いてる営業方法に集中するということでした。
さらに「作業の効率化」として、
◇お客さんから言われる前に動く(主導権を握る)
◇もしもの時の代替案をあらかじめ作っておくこと
を挙げています。
知ることは安心のもと
この授業を見たのは、ちょうど私がフリーランスになって半年ぐらいを経た時で、仕事で分からないことだらけで、頭を抱えていた時期でした。
HTMLやCSSの記述の仕方などの技術的なことは本やネットで得ることが出来ます。
が、個人事業主としての心得、仕事の進め方や受注方法などのノウハウ、さらに業界の慣習的なことはさっぱり分からず、不安が大きかったです。
なので、この授業で心得や知識を得たことは大きかったです。
やっぱり、知るというのは安心のもとですね。
知らないと不確定要素が多すぎて、闇夜の中を手探りで進む感じです。
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