WordPressテーマ「Lightning」がアップデートしました。
大きな変更点が幾つかあります。
時系列で言うと、
10月24日にプラグイン「VK ExUnit」のアップデート、
10月28日にテーマ「Lightning」のアップデートが実施されました。
内容はほぼ公式の告知に載ってます。
(*載ってないものもあります:後述)
*近日リリースの Lightning 4.0.0 にアップデートする際の注意事項
主な変更点の解説と感想を書きます。

*Lightning – シンプルでカスタマイズしやすいWordPress.org登録無料テーマ
主な変更点
テーマ・プラグイン双方の主な変更点を羅列します。
【スライドショーの変更】
見出し・キャプション・リンクボタン・カバーカラー の機能追加
その他あれこれ
【ウィジットのHTMLコード変更】
特に「トップページコンテンツエリア上部」で見出しが「h1」から「h2」に変更
その他あれこれ
【ウィジット「PR Block」「プロフィール」の仕様変更】
写真を丸抜きにした場合、楕円表示から正円表示に。
HTMLコードがごっそり変更
【フッターのHTMLコードが変更】
特にライセンス表記の箇所
【functions_helpers.phpが子テーマでカスタマイズ不能に】
以下、個別に解説します
スライドショーの変更
スライドショーは文字などが載せられるようになりました。
肝心の速度調整やフェード機能の追加は無かったです。
そこの機能変更は有料プラグインで実装済なので、今後も望み薄でしょうね。
あと、公式の告知にはいっさい書いてませんが、以前のバージョンではモバイル用の画像を一枚も入れなければ、モバイル表示では自動的にスライドショーは非表示になってました。
ところが、これが変更となり、モバイル用画像を入れなければ、モバイル表示ではPC用画像が表示されるようになりました。
ウィジット関連のHTMLコード変更
まず、「トップページコンテンツエリア上部」のウィジットは見出しが「h2」になりました。
それとウィジットを囲んでいる「section」タグが「div」タグに変わりました。
さらに一番大きかったのが、ウィジット「PR Block」「プロフィール」の仕様変更ですね。
写真を丸抜きにした場合、楕円表示から正円表示になりました。
この仕様変更に伴って両ウィジットはHTMLコードがごっそり変わってます。
まさに一変です。
このコードが摩訶不思議で、画像の下に背景画像(2つとも同じ画像)を敷いています。
これは何の意味があるのでしょう?
何かの高等なテクニックなのか、あるいは今後のアップデートの布石なのか?
私は浅学にしてこのこのコードの意味が分かりません。
ちなみに「PR Block」に関しては、似たようなウィジットに「3PRエリア」があります。
「3PRエリア」は先代BizVektor以来の言わば「枯れた」ウィジットなので、アップデートに右往左往されたくなければ、こちらの方が良いかもしれません。
フッターのHTMLコード変更
この変更は公式では告知してません。
なぜかな?
この変更に関しては機能的なメリットなど無さそうなので、これはライセンス表記を非表示にされないための措置かなと、いわば邪推してました。
ところがTwitterで株式会社ベクトルの代表の方から、不具合修正のための措置とのリツイートをいただいたので、ここは訂正しておきます。
ご指摘ありがとうございました。
で、この変更の影響で、従来のライセンス表記を消すCSSコードも効かなくなったので、記事内容を修正しております。
変更点の感想(WEB制作者視点)
アップデートで機能や選択肢が豊富になるのは喜ばしいことです。
特にスライドショーの機能追加など。
ただ、ウィジット関連でHTMLをごっそり変えたのは勘弁してほしいです。
これやられると、今後は恐くてカスタマイズして商用利用なんて出来なくなります。
テーマとプラグインを更新したら、WEBサイトの表示が滅茶苦茶になるなんて悪夢そのものですわ。
旧バージョンと新バージョンの継続性にもっと留意してほしいですね。
また、ウィジットのコードを完全変更するならば、新ウィジットの追加という形で対処してもらえたらなと思いました。
まあ、今回のアップデートを見て、今後はLightningを商用利用するのは慎重に考えなければと思いました。
それでも自分のサイトならどうとでもしますが、WEB制作の納品物としては厳しいですなあ・・
変更点の感想(ブログ執筆者視点)
Lightningのブログ記事を書いてる人間の視点で言うと、このアップデートは災厄そのもので、関連過去記事は修正の嵐でした。
仕事多忙時にこういうのは勘弁してほしいですわ (>_<、)
一定の読んでくれてる人がいる以上はこっちも責任があるので、今回は記事内容をあれこれ修正しました。
具体的に言うと、Lightning関連記事の
「その3」「その4」「その5」「その7」「その8」
これらを修正しています。
ただ、こういう「ごっそり変更」レベルのアップデートが頻繁にあるのなら、今後の対応は困難です。
その場合は「この記事は○月○日のアップデート以前に書かれたものです」と注意書きを入れるしかないのでしょうね。
