クラウドソーシングサービス「ランサーズ」の定点観測リポート3回目です。
ランサーズの変化、気づいたこと、感じたことなど。
WEB制作関連の情報が中心となります。

~ 目次 ~
- ランサーズトップ本格始動
- WEB制作者は範疇に入らず?
- スポット常駐件数が増えてきた
ランサーズトップ(Lancers Top)本格始動
ランサーズの新サービス「ランサーズトップ」が開始となりました。
*ランサーズトップ | エンジニアのためのお仕事紹介サービス
*ランサーズが月額50万円以上の実名プロマッチング「Lancers Top」開始
「ランサーズトップ」は実名制の仕事マッチングサービスです。
厳しい審査をくぐり抜けると高額の案件を紹介してくれます。
クライアント側の法人にも一定の審査を課します。
以下、ニュース記事より一部引用します。
まず最初に対象となるITエンジニアスキルについては、三段階の審査でタレントを選抜し、スキルテストで上位10%に残った人が対象となるほか、月額報酬も50万円(時給換算で3000円)以上が設定されている。
「三段階の審査」ってのは以下のことです。
1,職務経歴書の提出
2,スキルテストを受ける
3,直接またはオンラインでランサーズ担当者と面談

要は、今のランサーズでの玉石混淆状態を脱して、「選抜メンバー」による直接マッチングを行うということでしょう。
WEB制作者は範疇に入らず?
まあ、このサービスは「エンジニアのための~」となっているので、私のようなWEBデザイナー・WEB制作者は範疇に入らないでしょう。
実際、デザインに関しては客観的な「審査」が難しいでしょうしね。
「フロントエンドエンジニア」とかは入るのかな?どうかな?
そのうち他のブログなどでも、登録してみた人の体験談とか上がってくるでしょうから、その情報待ちですね。
ただ、今後のランサーズの方向性を考えると、いずれWEB制作の全分野にまでこういう「高級化」路線は進めて行くだろうと予想しています。
このランサーズトップですが、WEBサイトが作られたのは実は2017年4月でした。
この段階では事前登録できますよ~と言うだけで、稼働はしてませんでした。
4月の時点で、すでに事前登録された人もいるようです。
*LancersTop(ランサーズトップ)って何?!さっそく登録してみた
そして10月より本格始動したわけですね。
それ用のFacebookページもできてます。
スポット常駐件数が増えてきた
前回にご紹介した「スポット常駐」の案件が少しずつ増えてきました。
*求人を探す : スポット常駐 | クラウドソーシング「ランサーズ」
ただ、たまにチェックしてますが、やはり首都圏メインで地方都市などはまだまだ少ないですね。
たとえば2017年10月6日時点ですが、東京の案件が大半です。
長崎や北海道の案件が一つずつ入ってます。

長崎の案件は「エステサロンのスタッフ募集」となっており、
こんな案件まで扱うのかと、同サービスの守備範囲の広さに驚かされます。
応募している人もそこそこいるようで、東京都のデータ入力案件は応募数が24件と表示されています。
このスポット常駐、ランサーズストアの二の舞になるかもと思ってましたが、それなりに需要のあるサービスのようです。
