DeNAのパクリ記事問題に関して、感じたことを書きます。
ちょっと今回は堅いです。
短文です。
当ブログもたまにはこういうことも書きます。
発言には責任が伴う
今回の件に関して、他者の文章や情報をパクったとか、医師などの専門家の監修も無しにあやふやな情報を載せていたとか、いろいろと問題点が指摘されています。
ただ、問題の本質は「発言には責任が伴う」ということです。
自らの発信した情報によって、社会や個人がマイナスの影響を受けた場合、あなたはその結果に対して責任が取れますか?ということです。
DeNAはそういう自覚がなさ過ぎたと思います。
その覚悟が無いなら「メディア」などと名乗る資格はありません。
いさぎよくこの分野から退場すべきです。
結果に対して責任が取れるのか?
これは、大はマスコミの発信から、小は個々人の職場や家庭での発言に至るまで、全て当てはまることです。
今回の問題は情報の発信元であるDeNAの責任ばかり言われてますが、実際にあれを書いた個々のライターさんはどう思ってるんでしょうね?
仕事だからしょうがねえやと思ってるのでしょうか?
薄給なんだからやむなしという感じでしょうか?
自分の書いた記事のあやふやな医療情報や健康情報によって、自分の知らないどこかの他者がマイナスをこうむったとしたら、どう思うのでしょうか?
今回のDeNAの件は「パクったこと」に焦点が当てられがちですが、それはこの問題の半面に過ぎず、もう一つの半面「情報発信には責任が伴う」という観点が、見過ごされがちでは無いかと思います。
それは大手マスコミ各社もそうですね。
書くこと、書いたことに対して責任感が欠如している媒体はチラホラ見かけます。
理念の有無
もっと言うならば、その理念も問題だと思います。
情報を発信してどうしたいのか?
広告収入で大儲けしたいだけでやっているのか?
まともな理念も無しに情報発信を始めたから、ああいう安易な方向に流れるのでしょう。
「社内のチェック機能不全」とかいろいろ記者会見で言ってましたが、そういうテクニカルなことは枝葉に過ぎず、根本的には理念の有無が影響したのでは?と思いました。
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