先日、進化したGoogleの翻訳ツールについて書きましたが、
Googleには、WEBサイトをボタン一つで丸ごと他言語に翻訳するツールがあります。
サイトに設置することで、他の言語圏からのアクセスを呼び込む便利なツールだと思います。
今回はこれのご紹介。
多言語対応のサイト翻訳ツール
このツールの名称は「Googleウェブサイト翻訳ツール」。
*ウェブサイト翻訳ツール – Google Translate
対応する言語は100以上。

もちろん日本語も英語も入ってます。
スワヒリ語、クメール語、マオリ語・・等々等。
Google先生の守備範囲は広大ですね。
翻訳ツールの実装手順
さて、実装方法です。
まずは、翻訳ツールのサイトに行き、

「今すぐウェブサイトに追加」をクリックします。
ログイン画面が表示されるので、Googleアカウントでログインします。
(アカウントを持ってない人は作ってください)

ログイン後の最初の画面で、ウェブサイトのURLを記入して、サイトの言語を選択します。

日本語のサイトならば、当然日本語を選んでください
デフォルトのままだと英語になってしまうのでご注意を。
次の画面で、翻訳のオプションを設定します。

翻訳する言語を「全ての言語」とするか、特定の言語を選択するか?
特定の言語は複数選択可能です。
表示モードは、
「インライン」「タブ」「自動」などから選択可能です。
実際の表示例が横に表れるので、それを見ながら決めてください。
詳細設定は、特に気にせずそのままでOKです。
設定後に「コードを取得」をクリックします。

すると、コードが表示されるので、

これをコピーして、サイトのHTMLファイルの、表示したい箇所に貼り付けてください。
実際に設置してみました
試しにサンプルサイトに貼り付けてみました↓
http://web-test03.opal.ne.jp/sample/Vegetables/honyaku.html
ちなみに、このサイトは「HTML5 UP」という無料テンプレートを使って作成しています。
このページの左上に「翻訳ツール」が実装されてるのが分かると思います。

クリックすると、翻訳したい言語が表示されます。
試しに「英語」を選択すると、


テキストで記述された箇所が、見事に英語に切り替わりました。
なんか凄いですね (^_^;)
将来的にも楽しみなツール
私は英語は堪能ではないので、この翻訳が合ってるのか否かは分かりませんw
ただ、Googleの翻訳ツールは怒濤の進化を続けてるので、それなりの精度は期待できそうです。
また、将来的にも楽しみです。
ECサイトなどで世界中からアクセスを集めたいWEBサイトなどは、この翻訳ツールを実装してみてはいかがでしょうか?